【季節を知る】8月:夏野菜と向き合う8月〜余すことなくいただく知恵〜

みなさん、こんにちは。FARM CANNINGのマイです。

立秋を過ぎ、暑い中にも風の涼しさを感じる日も増えてきましたね。
とはいえ、まだまだ夏野菜が美味しい時期でもあります。

夏野菜はみずみずしくて、おいしいけれど、日持ちがしないのが悩みどころではないでしょうか。
でも実は、ほんのひと手間で、もっと長く・おいしく・体にやさしく楽しむことができるんですよ!

たとえば、トマト。
完熟してきたら、そのまま冷凍しておくのもひとつの方法。
水にさらせば皮がスルッとむけて、煮込み料理やスープのベースにぴったりです。

きゅうりは、ぬか漬けやピクルスに。
ナスは素揚げして保存容器に入れておけば、味噌汁やマリネにすぐ使えます。

ほんのひと手間で、おいしく保存できる方法がいくつもあるんですね。
今回は、簡単な保存レシピを2つご紹介します!


🍅セミドライトマト

〈材料〉
・ミニトマト好きなだけ
・塩 少々
・オリーブオイル 適量

〈作り方〉

  1. トマトはヘタを取り、半分に切る。

  2. キッチンペーパーで水気を軽く押さえ、切り口を上にして天板に並べる。

  3. オリーブオイルと、塩をふり、120℃のオーブンで2〜3時間、じっくり焼く(ときどき様子を見る)。

  4. 表面がしわっとなって水分が飛んだらOK。

  5. 保存する場合は、煮沸した瓶に入れ、オリーブオイルをひたひたに注いで冷蔵庫へ。

▶ パスタ、パン、サラダに。うま味がぎゅっと詰まっていて、少量でも大満足◎

オーブンに入れる前にオリーブオイルと塩をふって

いい香りがしてきますよ

🥒きゅうりの梅酢漬け

〈材料〉
・きゅうり 2本
・梅酢(赤でも白でも)大さじ3〜4
・砂糖 小さじ1
・しょうがスライス 数枚(あれば)

〈作り方〉

  1. きゅうりは塩で板ずりしてから、水で流して斜め薄切りにする。

  2. 清潔な保存容器に、梅酢・砂糖・しょうがと一緒に漬け込む。

  3. 冷蔵庫で半日ほど置くと、味がなじんで食べごろ。

▶︎梅酢の抗菌作用と、ほんのり甘酸っぱい味わいで、箸休めにもぴったり。暑さで疲れた胃腸にもやさしいです。


どちらのレシピも、「余ったから仕方なく」ではなく、「わざわざ作りたくなる」おいしさがあります。
野菜を長くおいしく楽しむ知恵は、暮らしの中の小さな贅沢。
この夏も、旬の野菜たちと、いい関係で過ごしていけますように。

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