私たちのケータリングでは、ドリンクもサステナビリティを重視しているものや、作り手の顔が見えるものをご用意しており、ビールはコエドビールを提供しています。
COEDOの数あるシリーズの中でも紅赤は、イチオシアイテムのひとつで、川越エリアの在来種であるさつまいも『紅赤芋』を使った渾身の逸品です。
そんなCOEDOビールの秘密を探るべく、今回はCOEDOブルワリーの東松山工場へ見学へ行かせていただきました。
NECのAgentic AIとビール職人が協働で20~50代に各世代の特徴や価値観を分析し、味や香りなどで表現した4種のクラフトビール「人生醸造craft」
今回お伺いした東松山の工場は、元々企業の研修施設だった場所を改装し、新しい醸造場へと生まれ変わった場所だったそうで、1982年に建てられた元の建物をできるだけ壊さずに醸造用タンクを入れた当時の様子をお話しいただきました。
E-E断面図(2)ではどのように醸造用タンクを入れたのかが記されている
工場内は、製造工程ごとに部屋で区切られていて、全て見学できるようになっています。
【工程】
麦芽粉砕室
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仕込水タンク室
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仕込室(釜・ろ過槽)
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仕込室(ワールプール)
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発酵熟成タンク室
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びんづめ室・樽づめ室
私たちFARM CANNINGがもったいない野菜を使っているように、COEDOブルワリーさんでももったいない農作物を副原料にしたビールをこれまでたくさん生み出してこられたそうです。
それも、醸造家さんの知識と経験によって、どれもほぼ試作なしで一度に6000リットル作られるというから驚き。
詳しい工程などは今後工場見学に行かれる方のために伏せておきますね。
工場見学の後は6種のビールのテイスティングもさせていただきました!
上:毱花、漆黒、紅赤、
下:瑠璃、伽羅、白
味や相性の良い料理、味などをお伺いし、いつもケータリングでお出ししている3種類(紅赤、瑠璃、毱花)のほかに、次はこれもいいね、こっちもいいね、とわいわい話しながらのテイスティング。
さて、次はどれにしましょう?
ちなみにわたしは伽羅が好きでした。
COEDOブルワリーでは、もったいない農作物を副原料に使用するだけでなく、醸造所内にバイオマスプラントを建設し、ビール製造時に出る有機性排水をメタン菌で発酵させメタンガスを生成、ガス燃焼時のエネルギーを電気に変換するシステムを導入されるなど、あらゆるところで循環する仕組み作りをされています。
経済合理性と環境への配慮を両立されている現場を見て刺激を受けました。