新緑が少しずつ濃くなりはじめた4月。
今月の畑のワインクラブでは、「土」を知る時間から一日が始まりました。
今回お越しいただいたのは、土壌マイスターの資格を持つ柿右衛門農園の柿田さん。
実際に畑を見回りながら、土の状態や水はけ、植物との関係についてお話しいただきました。
普段何気なく立っている畑も、土の見方を知ることで、景色が少し変わって見えてきます。
「なぜここは育ちやすいのか」「この草が生えている理由は?」など、畑にある小さなサインを読み解いていく時間は、まるで自然との対話のようでした。
ランチテーマは「フランス」。
アンクルート葉山さんに教えていただいたキッシュをメインに、春野菜を合わせた食卓をご用意しました。
合わせたのは、キュッとした酸味が心地よいフランスの白ワイン。
食事とワインを一緒に味わうことで、それぞれの輪郭が少しずつ立ち上がっていく感覚があります。
さらにこの日は、6月の講師としてお迎えする「MOTHER VINES & GROCERIES」丹羽さんにもご参加いただきました。
ワインの味わいの特徴や、料理との組み合わせについてお話しいただきながら、参加者のみなさんと一緒にテーブルを囲む豊かな時間に。
午後は、これからぶどうを棚仕立てにしていくための準備作業を。
少しずつ形になっていく畑を前に、これから先の景色を想像しながら手を動かしました。
土を知り、食卓を囲み、ワインを味わい、畑を育てる。
そんな時間を積み重ねながら、畑のワインクラブの一年がゆっくり進んでいます。
